充電不要! 体温で発電するスマートウォッチ登場
ソフトバンク コマース&サービスから、体温で発電する世界初のスマートウォッチ「MATRIX PowerWatch」が発売された。独自の熱発電技術を搭載しており、体温と外気温との温度差により本体の駆動に必要な電力を生み出すことが可能。体温による発電は、常に身につけるスマートウォッチとして最適な発電方法だろう。なお、非装着時にも蓄電された電力で駆動する。
また、一日で自分の体温により発電した電力量を確認・友人へとシェアもできるため、誰が一番電力を創りだしたか、などゲーム感覚で楽しむこともできる。
スマートウォッチとしての機能としては、以下のとおり。
・カロリー計算
人の体内で消費カロリーは熱に変換される。MATRIX PowerWatchは熱からその消費カロリーを正確に計測する。
・歩数計
歩数を計測することで、一日の活動量を把握できる。
・睡眠量計
睡眠時間を計測する。計測中も体温によって発電するため、翌朝、充電する必要はない。
ほかに、50M防水を備えている他、文字盤のカスタマイズも可能。
計測したデータは本体の画面で確認できる。また、スマートフォンと本製品をBluetoothで接続することで、計測したデータを専用のアプリケーションによる管理することも可能だ。
ラインアップはSilver(税込3万5,424円)とBLACK OPS PACK(税込4万824円)の2種類。
また、5月以降に上記に加えて着信通知機能などを備えた「MATRIX PowerWatch X」も販売開始予定。
なお、MATRIX PowerWatchはソフトバンク コマース&サービスの「+Style」という、アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォームから販売される。「+Style」は、消費者と一緒にものづくりができるプラットフォームで、製品の段階に応じて3つの機能を有しており、本製品は「ショッピング」で販売される。
「プランニング」では、投稿された製品やアイデアにユーザーが意見を述べることで、企業とユーザーが商品化に向けて一緒に企画を進めていくことが可能。
「クラウドファンディング」では、消費者の声を取り入れながら製品を作り上げていくとともに、インターネット経由で多くのユーザーから事前に商品購入を募って商品化することが可能。
そして「ショッピング」では、一般販売前の商品などを、先行や数量限定で販売するといった活用ができるとともに、商品に対する購入者からの意見を集めることが可能。
今後も新機軸の製品が登場することを楽しみにしたい。
IoT Today
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