2020-01-28

ドコモが取り組むIoT/AIの最新技術やソリューション DOCOMO OpenHouseレポート2

NTTドコモが今春からサービスを開始する5GやAI、IoTなどの最新技術を活用した様々なサービスやソリューションの展示や講演を一堂に体験できる「DOCOMO Open House 2020」が東京ビッグサイト青海展示棟で開催された。

展示ブースは、5G Vision、5G Future & Technology、5G Lifestyle、5G Business、デジタルマーケティング、事業創出、デバイス/UI・UX、IoT、AI、グローバルの10カテゴリーに分類され約300ものサービスやソリューションが展示された。

本レポートではAI、IoT、事業創出のカテゴリから興味の引いたブースをピックアップして紹介する。

DOCOMO OpenHouse

ドローンプラットフォーム「docomo sky」によるビジネス支援 ーDOCOMO OpenHouseレポート1

ドコモAIエージェントAPI~あらゆるモノとの自然対話ができる世界の実現にむけて

docomoOpenHouse2020_IoTNEWS_A-23

見守りロボットやセルフオーダーシステム、会議室案内やFAQチャットボットなど実装されている事例が展示されていた。

ドコモAIエージェントAPIは、スマートフォンアプリだけでなく、家電や車、ロボットなど、様々な身の回りにあるモノとの対話を実現することができるサービスだ。

ドコモがガラケー時代からコンシューマ向けに提供していた「しゃべってコンシェル」や、スマートフォン向けに提供している「my daiz(マイデイズ)」の核となるエンジンがベースとなっている。また、このサービスには音声認識や音声合成の技術も搭載されているのでヒトとの対話によるソリューションが簡単に開発できるとのことだ。

料金も数万円~の重量課金となっており小さくはじめて見るといったことも可能になっている。

また昨年末には新たに「パートナープログラム」の提供を開始しており、パートナー企業とのビジネス拡大・創出にも力を入れていると担当者は説明する。

 

複数カメラによる同一人物トラッキングAI

docomoOpenHouse2020_IoTNEWS_A-19

写真上部のモニターは対象の人物がどの地点を移動したかが表示され、下部の大型のモニタには各カメラに映る人物をユニークで認識している。

この技術は、AIを活用したソリューション開発を得意とするRidge-i社とドコモが共同開発を進めているものだ。対象のカメラに映りこんだ人物を自動的に認識して、複数カメラを経由しても同一人物として認識できるため、離れた場所や広いエリアでも人の導線の把握をすることができる。

実際会場内の複数個所にカメラが設置されており、展示のモニターで同一人物として認識されていることが確認できる。

また人物の特定には、顔認識だけでなく、体や骨格など複数要素を組み合わせて行うため、眼鏡やマスクの装着や上着の脱着があった場合でも人物を特定できるのが特徴だ。

 

動画像解析によるインフラ劣化推定

IoTNEWS_A-17動画像解析によるインフラ劣化推定2

モニターには列車が走った際のひずみの様子と正常/異常の変異のグラフが表示されていた。

ドコモと京都大学では、動画撮影で橋のたわみと車両の重量をもとに橋梁の劣化を推定するAIを共同開発を行っている。

2019年末から2020年9月末まで富山市の八尾大橋で実証実験を進めており、商用化に向けて実現性の検証やアルゴリズムのブラッシュアップを行なっている。

近年では、足場を組んで人による目視や打音による従来の点検方法から、ドローンを活用してひび割れやさびを検出する点検が導入されつつある。

しかし、この技術が確立されると、ひび割れなど重大な損傷になってしまう前に橋梁の劣化を推定をすることができるため、さらに早期補修が可能になるとのことだ。

2022年ごろまでに実用化を目指しているという。

 

深層学習を用いたニュース記事の要約システム

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原文と要約する際に重要となるワードを「ヒント」欄に入力して「要約」を押下すると要約結果が表示される。

この技術は、ドコモと日本テレビ放送網で共同開発が進められているニュース記事を指定の文字量で要約をしてくれるものだ。

実際、日本テレビでは人手によるニュースの要約作業が行われてきており、その原文と要約された文章が、本システムで要約を実現させるためのコーパスとして学習されている。

要約に入れるべき重要なキーワードを設定して要約の精度を高める工夫や、原文と要約の比較がしやすいよう関連文章のハイライト表示などが行えるようになっており、作業者が負担なく要約作業を行える機能などが搭載されている。

記事提供元

IoT NEWS
https://iotnews.jp

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参画順

横浜市

「未来の家プロジェクト」は横浜市が立ち上げた「I▢TOP(アイトップ)横浜」の個別プロジェクトの一つであり、IoTスマートホームを用いた実証実験を通じて、高齢者の独り暮らしや災害時の対応といった社会課題の解決や新規ビジネス創出を目指します。また、横浜市は本プロジェクトに協業していただける企業への呼びかけや実証実験の場の提供に向けた調整を行います。

I▢TOP横浜とは、横浜市が2017年4月に立ち上げた横浜経済の強みである「ものづくり・IT産業の集積」を活かし、IoT等を活用したビジネス創出に向けた交流・連携、プロジェクト推進、人材育成等の場となる「IoTオープンイノベーション・パートナーズ」のことです。

株式会社NTTドコモ

様々なメーカーのIoT機器を一元的に管理、制御可能なIoTアクセス制御エンジン技術を、セミナーなどを通じて提供するとともに、実証実験施設として「IoTスマートホーム」を提供しています。また、IoT機器メーカーなどと協力し、IoTアクセス制御エンジン技術を活用した数多くのIoTサービスの創出を支援してまいります。

and factory株式会社

日本初のスマートホステル「&AND HOSTEL」のプロデュース経験とプラットフォームアプリ「&IoT」の開発実績を活かし、IoTスマートホームの居住者のユーザー体験設計と、居住者に便利に快適に生活してもらうためのアプリ開発を行っております。また、今後協業する企業との事業検討、企画を行い、実証実験から事業化を推進し、IoTスマートホームを普及させていく役割を担っています。

富士通コネクテッドテクノロジーズ

長年のスマートフォン開発で培ったセンシング技術、音声認識技術を応用し、居住者に健康な生活を送っていただくために、居住者の健康状態(ストレス、血管年齢、心拍数)を測定しアドバイスを提供するデバイスを開発を行いました。健康をアドバイスするエージェントデバイスをIoTスマートホーム内に設置しております。

相鉄グループ

相鉄沿線での低未利用地を活用し、実証実験の場を提供するほか、相鉄グループの各事業との連携も含めて協力してまいります。相鉄グループは、”相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市”「誰もが住みたい、住み続けたいと思える持続可能なまちづくり」に取り組んでいます。 今後も沿線の魅力や暮らしやすさを高める取り組みを関係者と一体となって実施してまいります。

凸版印刷

凸版印刷は、「住まいは、くらす人と対話する存在へ」をコンセプトに「トッパンIoT建材シリーズ」を開発しております。本プロジェクトでは、開発中のトッパンIoT建材シリーズをIoTスマートホームに導入し、さりげなく「見守り」、「居住者が家と対話」をしながら便利にくらすなど、建材としてストレスフリーな生活を支える検証をしてまいります。

foo.Log

自社サービスで蓄積した食事に関する膨大な記録データと東京大学と共同研究している最先端の画像解析技術を元に写真に写った食事メニューを推定する機能と食事に関連するアドバイスを提供する機能をIoTスマートホームに提供しています。今後はIoTスマートホームで蓄積した新たなデータから、IoT機器と連携した使いやすい機能の開発を進めて参ります。

資生堂

デバイスで操作できる化粧品吐出デバイスを設置し、他の各種環境センシングおよび生活行動ログ等との関連性を検討することで、美容のよい空間をづくりを目指してまいります。

グリーンブルー

環境調査、環境モニタリングで培った測定技術をベースに、各種測定器、センサーを用いて、IoTスマートホーム居住者の日常生活に伴う環境影響(PM2.5、CO2、VOC等)を測定し、収集データの解析・評価をしています。快適な住環境の創造に向けて、“空気”の視点から各社デバイスとの関連性を追究し、新サービスの創出に取り組んでまいります。

三和シヤッター工業

社会のニーズや生活スタイルに適応した商品をラインナップすることに積極的に取り組み、より良い未来の住環境づくりに協力したいと考えております。本プロジェクトでは各種デバイスで操作できる窓シャッターを提供しています。

SMK

これまでのコネクタ、タッチパネル、スイッチ、リモコン、RF通信モジュールなどの主力ビジネスに加え、最近の取り組みとして、パートナー様との協業やオープンイノベーションの推進によるIoT関連の新規事業創出を積極的に進めています。本プロジェクトでは、BLEを利用した「見守りセンサー」を設置し、お部屋にいる方の活動の有無や出入りをモニターするシステムをご提供しております。

アイホン株式会社

アイホンはインターホン専門メーカーとして、住まう人一人ひとりが快適で安全に過ごせるコミュニケーションシステムを提供しています。このプロジェクトではIoTスマートホームとインターホンがつながることで新たなサービスを創出し、魅力ある製品開発へ活かしてまいります。

株式会社アロマジョイン

世界初の香り制御装置「アロマシューター」の開発・製造及び販売

株式会社ニチベイ

当社は、ブラインド・ロールスクリーンと間仕切りの専門メーカーです。光と熱のコントロールを通じて「快適な住空間づくり」に取り組んでいます。本プロジェクトでは、当社の電動製品を様々な機器と連携することにより、窓まわりのIoT化に貢献してまいります。

株式会社フィッツコーポレーション

「豊かさが香るものづくり」をビジョンとし、オリジナルブランドのフレグランスアイテムの企画開発・販売、海外ブランドの日本正規代理店として輸入・販売を行う。現在約40ブランドを取扱い、百貨店からコンビニエンスストアまで幅広い流通展開が特徴。現在、「快適な眠り空間をサポートする香り」を杏林大学脳科学 古賀教授とともに、「眠りと香り」について被験者テストなどを通じて開発中。

株式会社TAOS研究所

複合型高精度センサーの開発と生体データに含まれるカオス(=僅かなゆらぎ変調)解析の融合技術により早期に体調の変調を察知・予知する睡眠センサー(AiSleep)を開発し製品化につとめてきました。高齢者の見守りをはじめ、居住者の健康状態(心拍・呼吸・脈波)をプライバシ保護など気にせず、非接触でセンサーの上に寝るだけで状態を可視化・解析するデバイスをIoTスマートホーム内に設置しております。睡眠からのアプローチで安心・安全そして健やかな暮らしの実現に取り組んでいます。

美和ロック株式会社

鍵・錠前および総合セキュリティ機器メーカーとして、高品質な製品・サービスのご提供により、生命・財産を守り、安心で快適な社会づくりに貢献したいと考えております。本プロジェクトではIoTに対応したスマートロックを設置し、未来の家にふさわしいロックの製品開発へ活かしてまいります。

株式会社Xenoma

軽くて着心地が良く、洗濯も可能な普通の「服」でありながら、着るだけで動きや生体情報を取得できるスマートアパレル「e-skin」を通じて、日常生活における楽しみや利便性を向上し、さらに安心安全な社会の実現に貢献するための「予防医療」に繋がる製品やサービスを開発、提供しています。

株式会社フィリップス・ジャパン

フィリップスは、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。本プロジェクトでは電動歯ブラシ『ソニッケアー』をIoTスマートホームに導入し、ブラッシングの力加減や歯磨きの時間のモニタリング、磨き残しの可視化等を通して、居住者の自発的な『健康な生活』への行動変容を促す仕組み作りに取り組んでいきます。

株式会社博報堂DYアウトドア

スマートホームとこれを取り巻く地域コミュニティにおけるコミュニケーションのあり方をテーマとして、生活を支援し豊かにする未来のコミュニケーションサービスの開発を支援してまいります。