2019-12-09

QRはもう古い?「タッチレス」の現状

政府は2019年10月消費税引き上げに伴い、「キャッシュレス決済に対するポイント還元制度」という施策を2020年6月まで行うとしている。

これは、対象店舗にてクレジットカード、デビットカード、電子マネー、スマートフォンによる決済などのキャシュレス決済で支払いをすると、最大5%のポイント還元が行われるというものだ。

それに伴い様々な企業がQRコード決済サービスを始め、QRコード決済を広めるべく様々なキャンペーンを打っているが、その一方でタッチレス決済という一歩先の技術を取り入れようという動きがある。

QRコード決済では何らかのアプリを開き、決済画面に行き、QRコードの表示、または読み取りを行うという工程を踏んで決済が完了する。

財布を持っていなくても決済できるというメリットはあるが、一連の工程が少々手間だと感じる。

また、電子マネーやクレジットカードではタッチをするだけだが、両手がふさがっている時や子連れの方などは、携帯や財布を取り出すという行為がなくなれば、より便利だと感じるだろう。

そこで今回は、タッチレス決済の現状について紹介したいと思う。

買い物をスムーズに

2019年12月5日NTTドコモとソニーは、おサイフケータイのタッチレス対応の実用化に向けた実証実験を2019年12月10日より開始することを発表した。

タッチレス決済まとめ

ドコモ ホームページより

仕様はスマートフォンに搭載されているBluetoothや、距離技術の1つである障害物の影響の少ないUWBといった無線通信と、ソニーのキャッシュレス決済で使用されているFelica技術を組み合わせて実現していくという。

タッチレス決済の他にも車の開場・施錠をタッチレスで行なったり、デジタルサイネージから動作をせずにクーポンを受け取れるといった用途での実証実験を行うということで、決済にとどまらない可能性を感じる。

なおこの実験は、2020年1月23日・24日東京ビッグサイトにて開催される「DOCOMO Open House 2020」にて、一般公開されるとのことだ。

参考URL:ドコモ ホームページ

顔認証で行う決済

次に紹介するのは、顔認証でのタッチレス決済だ。すでに中国では杭州のKFCを始め、様々な店舗で顔認証決済が導入されだしている。

そしてこの流れは日本にも来ている。

NECは、顔認証決済サービス実用化に向けて、2019年3月から1ヶ月間、クレジットカードと連携した顔認証決済の実証実験を、社員向けの施設にて行った。

NEC、クレジットカードと連動した顔認証決済サービスの実証実験を開始

顔認証決済サービスの利用までの流れ

NECは「マルチサービスゲートウェイ」という、約30種類の決済サービスに対応するペイメントプラットフォームを2019年8月より開始している。

現在は各種電子マネー、クレジットカード、コード決済、共通ポイントなどのキャッシュレス決済に対応しているとのことだが、今後は対応範囲を顔認証決済などの他決済手段への拡大をしていくと発表しており、社内で行なった実証実験の結果を生かして実用化していく方針だと考えられる。

またNECは、「決済の利便性およびセキュリティ向上に貢献していく」としており、顔認証は顔の登録という、その他のキャッシュレスよりもよりセキュリティが問題視されるため、ここが解消されれば実際の導入に至るのではないだろうか。

[参考記事]
「顔認証」で買える杭州KFC、キャッシュレスの先にある購買行動
NEC、クレジットカードと連動した顔認証決済サービスの実証実験を開始
NEC、多様なキャッシュレス決済に対応できるペイメントプラットフォームを提供開始

改札もタッチレスへ

タッチレス決済まとめ

JR東日本グループ経営ビジョン変革2027 より

JRは、「JR東日本グループ経営ビジョン変革2027」にて、改札のタッチレス化またはゲートレス化を目指すとしている。

そして2019年11月27日には、JR東日本がタッチレスゲートを2〜3年後に導入する方向だと共同通信社が発表している。

さらに同発表にて、来年には実際に導入に向けた実証実験が行われると発表されている。

[参考記事]
JR東日本グループ経営ビジョン変革2027
JR東、タッチレス改札導入へ

このように様々な形でキャッシュレスの先の、「タッチレス」へとシフトしようとする流れがすでに来ている。

導入されだしている現在のキャッシュレス機器が、またタッチレス機器へと交換されるのか、並行して導入されるのかなど、流れの速い時代の強みと弱みを今後も注目して見ていかなければならないと感じる。

記事提供元

IoT NEWS
https://iotnews.jp

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横浜市

「未来の家プロジェクト」は横浜市が立ち上げた「I▢TOP(アイトップ)横浜」の個別プロジェクトの一つであり、IoTスマートホームを用いた実証実験を通じて、高齢者の独り暮らしや災害時の対応といった社会課題の解決や新規ビジネス創出を目指します。また、横浜市は本プロジェクトに協業していただける企業への呼びかけや実証実験の場の提供に向けた調整を行います。

I▢TOP横浜とは、横浜市が2017年4月に立ち上げた横浜経済の強みである「ものづくり・IT産業の集積」を活かし、IoT等を活用したビジネス創出に向けた交流・連携、プロジェクト推進、人材育成等の場となる「IoTオープンイノベーション・パートナーズ」のことです。

株式会社NTTドコモ

様々なメーカーのIoT機器を一元的に管理、制御可能なIoTアクセス制御エンジン技術を、セミナーなどを通じて提供するとともに、実証実験施設として「IoTスマートホーム」を提供しています。また、IoT機器メーカーなどと協力し、IoTアクセス制御エンジン技術を活用した数多くのIoTサービスの創出を支援してまいります。

and factory株式会社

日本初のスマートホステル「&AND HOSTEL」のプロデュース経験とプラットフォームアプリ「&IoT」の開発実績を活かし、IoTスマートホームの居住者のユーザー体験設計と、居住者に便利に快適に生活してもらうためのアプリ開発を行っております。また、今後協業する企業との事業検討、企画を行い、実証実験から事業化を推進し、IoTスマートホームを普及させていく役割を担っています。

富士通コネクテッドテクノロジーズ

長年のスマートフォン開発で培ったセンシング技術、音声認識技術を応用し、居住者に健康な生活を送っていただくために、居住者の健康状態(ストレス、血管年齢、心拍数)を測定しアドバイスを提供するデバイスを開発を行いました。健康をアドバイスするエージェントデバイスをIoTスマートホーム内に設置しております。

相鉄グループ

相鉄沿線での低未利用地を活用し、実証実験の場を提供するほか、相鉄グループの各事業との連携も含めて協力してまいります。相鉄グループは、”相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市”「誰もが住みたい、住み続けたいと思える持続可能なまちづくり」に取り組んでいます。 今後も沿線の魅力や暮らしやすさを高める取り組みを関係者と一体となって実施してまいります。

凸版印刷

凸版印刷は、「住まいは、くらす人と対話する存在へ」をコンセプトに「トッパンIoT建材シリーズ」を開発しております。本プロジェクトでは、開発中のトッパンIoT建材シリーズをIoTスマートホームに導入し、さりげなく「見守り」、「居住者が家と対話」をしながら便利にくらすなど、建材としてストレスフリーな生活を支える検証をしてまいります。

foo.Log

自社サービスで蓄積した食事に関する膨大な記録データと東京大学と共同研究している最先端の画像解析技術を元に写真に写った食事メニューを推定する機能と食事に関連するアドバイスを提供する機能をIoTスマートホームに提供しています。今後はIoTスマートホームで蓄積した新たなデータから、IoT機器と連携した使いやすい機能の開発を進めて参ります。

資生堂

デバイスで操作できる化粧品吐出デバイスを設置し、他の各種環境センシングおよび生活行動ログ等との関連性を検討することで、美容のよい空間をづくりを目指してまいります。

グリーンブルー

環境調査、環境モニタリングで培った測定技術をベースに、各種測定器、センサーを用いて、IoTスマートホーム居住者の日常生活に伴う環境影響(PM2.5、CO2、VOC等)を測定し、収集データの解析・評価をしています。快適な住環境の創造に向けて、“空気”の視点から各社デバイスとの関連性を追究し、新サービスの創出に取り組んでまいります。

三和シヤッター工業

社会のニーズや生活スタイルに適応した商品をラインナップすることに積極的に取り組み、より良い未来の住環境づくりに協力したいと考えております。本プロジェクトでは各種デバイスで操作できる窓シャッターを提供しています。

SMK

これまでのコネクタ、タッチパネル、スイッチ、リモコン、RF通信モジュールなどの主力ビジネスに加え、最近の取り組みとして、パートナー様との協業やオープンイノベーションの推進によるIoT関連の新規事業創出を積極的に進めています。本プロジェクトでは、BLEを利用した「見守りセンサー」を設置し、お部屋にいる方の活動の有無や出入りをモニターするシステムをご提供しております。

アイホン株式会社

アイホンはインターホン専門メーカーとして、住まう人一人ひとりが快適で安全に過ごせるコミュニケーションシステムを提供しています。このプロジェクトではIoTスマートホームとインターホンがつながることで新たなサービスを創出し、魅力ある製品開発へ活かしてまいります。

株式会社アロマジョイン

世界初の香り制御装置「アロマシューター」の開発・製造及び販売

株式会社ニチベイ

当社は、ブラインド・ロールスクリーンと間仕切りの専門メーカーです。光と熱のコントロールを通じて「快適な住空間づくり」に取り組んでいます。本プロジェクトでは、当社の電動製品を様々な機器と連携することにより、窓まわりのIoT化に貢献してまいります。

株式会社フィッツコーポレーション

「豊かさが香るものづくり」をビジョンとし、オリジナルブランドのフレグランスアイテムの企画開発・販売、海外ブランドの日本正規代理店として輸入・販売を行う。現在約40ブランドを取扱い、百貨店からコンビニエンスストアまで幅広い流通展開が特徴。現在、「快適な眠り空間をサポートする香り」を杏林大学脳科学 古賀教授とともに、「眠りと香り」について被験者テストなどを通じて開発中。

株式会社TAOS研究所

複合型高精度センサーの開発と生体データに含まれるカオス(=僅かなゆらぎ変調)解析の融合技術により早期に体調の変調を察知・予知する睡眠センサー(AiSleep)を開発し製品化につとめてきました。高齢者の見守りをはじめ、居住者の健康状態(心拍・呼吸・脈波)をプライバシ保護など気にせず、非接触でセンサーの上に寝るだけで状態を可視化・解析するデバイスをIoTスマートホーム内に設置しております。睡眠からのアプローチで安心・安全そして健やかな暮らしの実現に取り組んでいます。

美和ロック株式会社

鍵・錠前および総合セキュリティ機器メーカーとして、高品質な製品・サービスのご提供により、生命・財産を守り、安心で快適な社会づくりに貢献したいと考えております。本プロジェクトではIoTに対応したスマートロックを設置し、未来の家にふさわしいロックの製品開発へ活かしてまいります。

株式会社Xenoma

軽くて着心地が良く、洗濯も可能な普通の「服」でありながら、着るだけで動きや生体情報を取得できるスマートアパレル「e-skin」を通じて、日常生活における楽しみや利便性を向上し、さらに安心安全な社会の実現に貢献するための「予防医療」に繋がる製品やサービスを開発、提供しています。

株式会社フィリップス・ジャパン

フィリップスは、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。本プロジェクトでは電動歯ブラシ『ソニッケアー』をIoTスマートホームに導入し、ブラッシングの力加減や歯磨きの時間のモニタリング、磨き残しの可視化等を通して、居住者の自発的な『健康な生活』への行動変容を促す仕組み作りに取り組んでいきます。

株式会社博報堂DYアウトドア

スマートホームとこれを取り巻く地域コミュニティにおけるコミュニケーションのあり方をテーマとして、生活を支援し豊かにする未来のコミュニケーションサービスの開発を支援してまいります。