2019-11-29

家中まるごとスマートホームで、電気代を下げる

スマートフォンの契約数は日本の人口を超え、端末は一人一台以上は持っている時代となった。次に続くデバイスとしてウェアラブルやスマートスピーカーなど、様々な新たな商品が生まれている。

そうした中、スマートホームに注目が集まっている。IDC調べでは、2019年年のスマートホームデバイスのグローバル市場は前年比23.5%の成長だという。

手軽に取り入れられるスマートホームデバイスとしてはスマートスピーカーが有名だが、その他にも様々なデバイスやサービスが登場している。

電力消費の管理こそ、スマートホームの本命だった

もともと、スマートホームというと家の電力消費を管理するようなものを指していた。

家ナカでの電力消費はもちろんのこと、ソーラー発電や、電気自動車など家の外での電力供給や電力利用を含めて、統合的に管理、可視化することで無駄な電力消費をなくし、電気代を節約するだけでなく、持続可能な社会を実現するという考え方だ。

その中心には、HEMS(ヘムス)と呼ばれるデバイスがあって、家にかかわる電力消費をするデバイスはこれにすべてつながる。

その結果、単に電力消費を管理するだけでなく、家電機器もコントロールするような製品も登場してきているのだ。

では、どんなサービスがあるのか、今回は手軽に取り入れられ、導入すると電気料金が安く上がるかもしれないモノを紹介する。

家電量販店で買えるスマートホーム

まずはヤマダ電機がソフトバンクの子会社であるエンコアードジャパンと連携して開始したホームIoTサービス「YAMADAスマートホーム」だ。

ヤマダ電機とエンコアードが連携、ホームIoTサービス「YAMADAスマートホーム」をヤマダ電機の全直営店で取り扱い開始

[参考記事]
ヤマダ電機とエンコアードが連携、ホームIoTサービス「YAMADAスマートホーム」をヤマダ電機の全直営店で取り扱い開始

できることは、電力の可視化・節電アドバイス、マルチセンサーによる宅内の見守り、遠隔での家電コントロールだ。

電力の可視化は、分電基盤に「エネトーク」というモジュールを設置することで、家の電気使用量をリアルタイムに測定し、専用アプリより可視化することができる。

そしてエネトークにより測定した1秒ごとのエネルギーデータの波形を独自のAI(人工知能)で解析し、節電のアドバイスをしてくれる。

宅内の見守りは、温度・湿度・照度・加速度を測るマルチセンサー「エネトークタッチ」を宅内に設置することにより、玄関のドアの動きを感知して帰宅の通知、室内温度を測り熱中症の危険通知、窓の開閉の動きを検知し異常通知など、外出先からでも自宅の把握ができるため、子供や高齢者の見守りとして利用することができる。

遠隔での家電コントロールは、「家電リモコン」というモジュールと、「エネトーク」を連携させることで、「エネトーク」のアプリでエアコン・照明・テレビなどの家電を遠隔で操作することができる。

この「YAMADAスマートホーム」はヤマダ電機の全直営店で販売しており、機器代金:14,800円 (税別)と月額使用料:980円 (税別)で使用することができるという。

様々なものとつながることで新たな価値を見出す

次に紹介するのはパナソニックライフソリューションズが提供する、HEMSゲートウェイと設備モニターを一体型にした中核機器「AiSEG2(アイセグ2)」だ。

パナソニックがスマートホーム機器「AiSEG2」を機能強化、電気自動車普通充電設備やスマートスピーカー等と連携

[参考記事]
パナソニックがスマートホーム機器「AiSEG2」を機能強化、電気自動車普通充電設備やスマートスピーカー等と連携

このAIとディスプレイが搭載された「AiSEG2」に、スマートメーターやスマートスピーカー、各家電など、対応している機器に無線LANなどで接続することで、一元管理・可視化することができる。

最大の特徴は、24社34機器という多様なメーカーの機器に対応していることだ。これによりユーザーは従来持っていた機器を活用したり、新たな機器を買う際にも幅が広がる。

一元管理を行っていることで、外出の際に連携している家電全てをOFFにしたり、洗濯機の運転終了時に3時間後、6時間後、9時間後の天気予報も知らせてくれ、外干しと部屋干しのどちらがよいか判断することができるなどのメリットがある。

また、電気自動車を持っている家庭には嬉しいアップデートが今年の8月に行われた。

住宅用電気自動車普通充電設備「ELSEEV hekia S Mode3」と太陽光発電システムの連携が行えるようになり、AiSEG2が翌日の天気予報を確認し、翌日の電気自動車の発電量と使用電力量を判断してくれる。

余剰電力がある際は自動的に電気自動車を充電する「AI ソーラーチャージ」機能も搭載し、電気料金プランに合わせて電力料金の安い時間帯に自動で充電することができる。

このように様々なものがつながり、情報が共有されることでの新たな価値訴求を行っており、今後もアップデートがなされ、便利になっていくことが期待できる。

記事提供元

IoT NEWS
https://iotnews.jp

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横浜市

「未来の家プロジェクト」は横浜市が立ち上げた「I▢TOP(アイトップ)横浜」の個別プロジェクトの一つであり、IoTスマートホームを用いた実証実験を通じて、高齢者の独り暮らしや災害時の対応といった社会課題の解決や新規ビジネス創出を目指します。また、横浜市は本プロジェクトに協業していただける企業への呼びかけや実証実験の場の提供に向けた調整を行います。

I▢TOP横浜とは、横浜市が2017年4月に立ち上げた横浜経済の強みである「ものづくり・IT産業の集積」を活かし、IoT等を活用したビジネス創出に向けた交流・連携、プロジェクト推進、人材育成等の場となる「IoTオープンイノベーション・パートナーズ」のことです。

株式会社NTTドコモ

様々なメーカーのIoT機器を一元的に管理、制御可能なIoTアクセス制御エンジン技術を、セミナーなどを通じて提供するとともに、実証実験施設として「IoTスマートホーム」を提供しています。また、IoT機器メーカーなどと協力し、IoTアクセス制御エンジン技術を活用した数多くのIoTサービスの創出を支援してまいります。

and factory株式会社

日本初のスマートホステル「&AND HOSTEL」のプロデュース経験とプラットフォームアプリ「&IoT」の開発実績を活かし、IoTスマートホームの居住者のユーザー体験設計と、居住者に便利に快適に生活してもらうためのアプリ開発を行っております。また、今後協業する企業との事業検討、企画を行い、実証実験から事業化を推進し、IoTスマートホームを普及させていく役割を担っています。

富士通コネクテッドテクノロジーズ

長年のスマートフォン開発で培ったセンシング技術、音声認識技術を応用し、居住者に健康な生活を送っていただくために、居住者の健康状態(ストレス、血管年齢、心拍数)を測定しアドバイスを提供するデバイスを開発を行いました。健康をアドバイスするエージェントデバイスをIoTスマートホーム内に設置しております。

相鉄グループ

相鉄沿線での低未利用地を活用し、実証実験の場を提供するほか、相鉄グループの各事業との連携も含めて協力してまいります。相鉄グループは、”相鉄いずみ野線沿線 環境未来都市”「誰もが住みたい、住み続けたいと思える持続可能なまちづくり」に取り組んでいます。 今後も沿線の魅力や暮らしやすさを高める取り組みを関係者と一体となって実施してまいります。

凸版印刷

凸版印刷は、「住まいは、くらす人と対話する存在へ」をコンセプトに「トッパンIoT建材シリーズ」を開発しております。本プロジェクトでは、開発中のトッパンIoT建材シリーズをIoTスマートホームに導入し、さりげなく「見守り」、「居住者が家と対話」をしながら便利にくらすなど、建材としてストレスフリーな生活を支える検証をしてまいります。

foo.Log

自社サービスで蓄積した食事に関する膨大な記録データと東京大学と共同研究している最先端の画像解析技術を元に写真に写った食事メニューを推定する機能と食事に関連するアドバイスを提供する機能をIoTスマートホームに提供しています。今後はIoTスマートホームで蓄積した新たなデータから、IoT機器と連携した使いやすい機能の開発を進めて参ります。

資生堂

デバイスで操作できる化粧品吐出デバイスを設置し、他の各種環境センシングおよび生活行動ログ等との関連性を検討することで、美容のよい空間をづくりを目指してまいります。

グリーンブルー

環境調査、環境モニタリングで培った測定技術をベースに、各種測定器、センサーを用いて、IoTスマートホーム居住者の日常生活に伴う環境影響(PM2.5、CO2、VOC等)を測定し、収集データの解析・評価をしています。快適な住環境の創造に向けて、“空気”の視点から各社デバイスとの関連性を追究し、新サービスの創出に取り組んでまいります。

三和シヤッター工業

社会のニーズや生活スタイルに適応した商品をラインナップすることに積極的に取り組み、より良い未来の住環境づくりに協力したいと考えております。本プロジェクトでは各種デバイスで操作できる窓シャッターを提供しています。

SMK

これまでのコネクタ、タッチパネル、スイッチ、リモコン、RF通信モジュールなどの主力ビジネスに加え、最近の取り組みとして、パートナー様との協業やオープンイノベーションの推進によるIoT関連の新規事業創出を積極的に進めています。本プロジェクトでは、BLEを利用した「見守りセンサー」を設置し、お部屋にいる方の活動の有無や出入りをモニターするシステムをご提供しております。

アイホン株式会社

アイホンはインターホン専門メーカーとして、住まう人一人ひとりが快適で安全に過ごせるコミュニケーションシステムを提供しています。このプロジェクトではIoTスマートホームとインターホンがつながることで新たなサービスを創出し、魅力ある製品開発へ活かしてまいります。

株式会社アロマジョイン

世界初の香り制御装置「アロマシューター」の開発・製造及び販売

株式会社ニチベイ

当社は、ブラインド・ロールスクリーンと間仕切りの専門メーカーです。光と熱のコントロールを通じて「快適な住空間づくり」に取り組んでいます。本プロジェクトでは、当社の電動製品を様々な機器と連携することにより、窓まわりのIoT化に貢献してまいります。

株式会社フィッツコーポレーション

「豊かさが香るものづくり」をビジョンとし、オリジナルブランドのフレグランスアイテムの企画開発・販売、海外ブランドの日本正規代理店として輸入・販売を行う。現在約40ブランドを取扱い、百貨店からコンビニエンスストアまで幅広い流通展開が特徴。現在、「快適な眠り空間をサポートする香り」を杏林大学脳科学 古賀教授とともに、「眠りと香り」について被験者テストなどを通じて開発中。

株式会社TAOS研究所

複合型高精度センサーの開発と生体データに含まれるカオス(=僅かなゆらぎ変調)解析の融合技術により早期に体調の変調を察知・予知する睡眠センサー(AiSleep)を開発し製品化につとめてきました。高齢者の見守りをはじめ、居住者の健康状態(心拍・呼吸・脈波)をプライバシ保護など気にせず、非接触でセンサーの上に寝るだけで状態を可視化・解析するデバイスをIoTスマートホーム内に設置しております。睡眠からのアプローチで安心・安全そして健やかな暮らしの実現に取り組んでいます。

美和ロック株式会社

鍵・錠前および総合セキュリティ機器メーカーとして、高品質な製品・サービスのご提供により、生命・財産を守り、安心で快適な社会づくりに貢献したいと考えております。本プロジェクトではIoTに対応したスマートロックを設置し、未来の家にふさわしいロックの製品開発へ活かしてまいります。

株式会社Xenoma

軽くて着心地が良く、洗濯も可能な普通の「服」でありながら、着るだけで動きや生体情報を取得できるスマートアパレル「e-skin」を通じて、日常生活における楽しみや利便性を向上し、さらに安心安全な社会の実現に貢献するための「予防医療」に繋がる製品やサービスを開発、提供しています。

株式会社フィリップス・ジャパン

フィリップスは、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。本プロジェクトでは電動歯ブラシ『ソニッケアー』をIoTスマートホームに導入し、ブラッシングの力加減や歯磨きの時間のモニタリング、磨き残しの可視化等を通して、居住者の自発的な『健康な生活』への行動変容を促す仕組み作りに取り組んでいきます。

株式会社博報堂DYアウトドア

スマートホームとこれを取り巻く地域コミュニティにおけるコミュニケーションのあり方をテーマとして、生活を支援し豊かにする未来のコミュニケーションサービスの開発を支援してまいります。