つないでわかる、スマートホーム対応デバイス ベスト3
Amazon Echo登場以来、スマートスピーカーを活用したサービスがたくさん登場している。
現状国内だけでも、かなりの種類のスマートスピーカーが登場しているが、筆者は個人的に、いろんなタイプのAmazon Echoや、Google Homeを持っていて、様々なことを試している。
そこで、スマートスピーカー単体ではなく、「スマートホーム」として他のデバイスと連携した際に便利だと感じたモノを3つ紹介する。
3位:天井から家電をコントロール
スマートスピーカーでも対応家電は直接コントロールできるのだが、例えばテレビのチャンネルを変えるとか、空調の設定温度を変えるなど、細かな設定を変えたいときはどうしても、赤外線リモコンを使ったほうがストレスがない。
そして、家電をコントロールすることができる、スマート家電のハブ機能を搭載したデバイスは、これまでもたくさん登場しているのだが、このデバイス机の上や棚に設置すると、遮蔽物があったり、何らかの拍子で電源プラグが抜けてしまうと、コントロールができなくなる。
そこで、ソニーが販売したシーリングライトは、天井のライトをつけるプラグに直接つけるタイプで、温度、湿度、照度をセンシングしたり、テレビやエアコンのリモコンになる優れものだ。
さらに、人感センサーもついているので、不在時に人がいるなども検知することができ、ホームセキュリティにも一役買う。
2位:探し物/スマホが見つかるタグ
家にいると、「あれ、スマートフォンがない」「テレビのリモコンがない」となるケースが多い。
そういった時、スマートスピーカーに向かって、「テレビのリモコンどこ?」と聞けば、リモコンにつけられたタグから音が鳴るという優れものだ。
「TILE」は当初、このタグをつけたモノをスマートフォンで探せるという機能でリリースされたが、外出先での落し物は確かに防げるものの、家の中で探すのには向いていないなと思っていた。
家の中でいろんなものをなくしがちな人は、なくしそうなもの全部につけてしまいそう。
1位:スマートプラグ
音楽再生、ニュースや天気予報の配信、会話など単体でできる機能しか使われていないスマートスピーカーだが、アプリをダウンロードすることで、照明やエアコン、テレビ、スマートロックなどと連携することができる、スマートホームの機能があることが知られている。
個人的に一番使い勝手のよいのは、「スマートプラグ」だ。
「TP-Link WiFi スマートプラグ」という商品で、電源をコンセントに差し込む際に、これを挟んでおくだけなのだが、これがとっても便利。
寝室にあるランプでスイッチが遠いところにある場合や、乾燥する季節、加湿器を練る前につけようとしたとき、付け忘れて布団に潜り込む。
その時、もう一度布団からでてスイッチをオン・オフするのは面倒だ。
こういった時、音声指示で個別にオン・オフをコントロールすることができる。
また、スマートプラグをあらゆる電気につけておき、アプリでグループ定義をしておけば、まとめてオン・オフをすることも可能だ。
アプリでも動作するので、外出先から電気の消し忘れが気になった場合などにも活躍する。
つないでこそ価値がでる、スマートスピーカー

スマートスピーカー利用機能-Top10
IoTNEWSの以前の調査でもスマートスピーカーは「単体での利用が多い」という結果になっているのだが、実は今回ご紹介したようなデバイスを組み合わせることで、その便利さは格段に増す。
買ってしばらく遊んで放置されているスマートスピーカーがある方は、ぜひ試して見て欲しい。
IoT NEWS
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